象徴天皇考

小堀桂一郎/著
四六判・並製 192頁

●「象徴天皇」観は、どこからきたのか?
平成の御代を通して「象徴」としてのあり方を模索し続けられた陛下。そもそも象徴としての役割に、具体的な規定はありません。「天皇=象徴」観は、どこから発し、どのようにして憲法に定義されていったのかを探ります。
第Ⅱ部では、“平成日本の忘れ物”「靖国問題」を考察します。

第Ⅰ部 「象徴天皇」考
1.天皇=象徴観の淵源と定着
2.皇室の御繁栄を願つて
・皇位継承に制度的安定を
・皇室の御安泰を真剣に考へる秋
・失はれた氏族集団の構造―『昭和天皇実録』に見るその残像
・「国民統合の象徴」の隠れた典拠
・国民請願で皇室の藩屛再建を
・皇位継承儀礼は伝統に則して
・旧宮家の早期皇籍復帰を切望する
・皇室の繁栄は民力再生の道標

第Ⅱ部 「靖國問題」考
1.国民精神の支柱としての靖國の記憶
2.近代史の苦難の象徴 靖國神社―「靖國問題」の理解と克服のために
3.天皇陛下御親拝の実現を願つて
・みたま祭の公共性に再認識を
・歴史の是正を世界に宣揚せよ

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