これだけは知っておきたい日中問題20のポイント
勝岡寛次/著
A5判・48頁
日中間の外交上の懸案事項は、実に多岐にわたっている。東シナ海ガス田開発や、尖閣諸島の領有権をめぐる領土問題。満洲事変、「南京大虐殺」、靖国神社参拝をめぐる歴史認識の問題。環境破壊、貧富の格差、民主化運動や、チベット・ウイグルなど「少数民族」に対する弾圧。軍備拡大、日本領海への侵犯事件、衛星攻撃兵器など、海洋宇宙政策にみられる中国の軍事的脅威、など、特に重要なポイント20についてわかりやすく解説する。
主な内容
日中間の外交上の懸案事項は、実に多岐にわたっている。
その中でも、
◆東シナ海ガス田開発や、尖閣諸島の領有権をめぐる領土問題
◆満洲事変、「南京大虐殺」、靖国神社参拝をめぐる歴史認識の問題や、遺棄化学兵器処理費用の負担問題
◆中国で広がる環境破壊、貧富の格差、民主化運動や、チベット・ウイグルなど「少数民族」に対する弾圧
◆二桁成長を続ける軍事費、日本領海への侵犯事件、衛星攻撃兵器など、海洋宇宙政策にみられる中国の軍事的脅威
◆日本の「日中友好」政策に反する中国の「反日愛国教育」
など、近年特に重要な20項目について、わかりやすく解説する。
第一章 日中関係の現状と、歴史を正す
1 チベット、ウイグル等への侵略と弾圧
2 毒入り冷凍餃子事件
3 東シナ海ガス田開発問題
4 尖閣諸島問題
5 日本は中国を「侵略」したのか(満洲事変・支那事変)
6 南京大虐殺記念館大拡張の背後にあるもの
7 靖國神社参拝問題―首相は堂々と参拝すべし
8 遺棄化学兵器に投じられた、膨大な国費の無駄遣い
9 「愛国主義教育」という名の反日教育
10 「中国」と「支那」、どちらが正しい呼び方なのか?
第二章 中国は究極的に何を狙っているのか
11 中国共産党と胡錦濤政権
12 恐るべき環境破壊と貧富の格差
13 中国における「言論の自由」と民主化運動の弾圧
14 中台関係の現状と将来
15 中国の軍事力膨張と海洋宇宙戦略
第三章 日本は中国と如何なる関係を築くべきか
16 日中「友好」に踊らされてきた戦後の日本人
17 日中歴史共同研究に込められた中国の思惑
18 「天皇訪中」の政治的利用を二度と許すな
19 「戦略的互恵関係」をどう見るべきか
20 四川大地震の教訓と今後の日中関係
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